真贋

本物か否か見極めるための極意

ソフトウェアとシステム管理の安全性について

      2017/04/12

様々な会社では、システム管理のソフトウェアを用いています。なおかつそのソフトでは、顧客データを取り扱うことが非常に多いです。例えば会社で販売している品物を購入した方々の個人データです。そのデータを一括に管理する事ができるソフトなどは多いですが、扱っているデータは極めて機密性が高いです。個人データですので、外部に漏えいすると大きな問題に発展してしまう可能性があります。

このため上記のソフトは、データを守る機能が求められる事が非常に多いです。その具体的な方法は様々なのですが、例えば暗号化というシステムが挙げられます。そもそもデータのやり取りをする際には、必ず移動が発生します。パソコンAからパソコンBに対してデータが移行する事もよくあるのですが、その過程で情報が抜き取られてしまう事もあるのです。このためその情報に対して、暗号化が行われている事があるのです。
読み取りづらい暗号形式にしておく事で、外部からは簡単に抜き取られないシステムになっています。それとアクセス権の設定に関する機能もあります。

そもそも会社には、とても多くの従業員がいます。そして稀に外部の人が、会社に入り込んでくる事もあるのです。その外部の方がシステム管理のソフトウェアを利用すると、情報が抜き取られてしまう可能性があります。
しかしパスワードなど簡単には接触できないシステムを完備しておくと、外部の人は情報を抜き取る事ができません。それで情報漏えいが発生する確率が低くなる訳です。また多くのシステム管理のソフトウェアには、ログを管理する機能も備わっています。何時頃にどのパソコンからアクセスされて、どのような操作を行ったのかをシステム管理の担当の人が見ることができ、それで何か不審な情報が見つかった時には、それを追跡する事もできるのです。

このようにシステム管理のソフトウェアには、情報の守秘などに関する様々なセキュリティ機能が備わっている訳です。

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